ここでは、レイキの成り立ちについて説明します。

レイキとは

レイキとは、明治から昭和の初めにかけて日本で生まれた、エネルギーを用いて病気や怪我を治癒する民間療法です。現在では世界にも広まり、「Reiki」として一定の人気を集めています。

元は、明治時代に海外から入ってきた催眠術に日本の呪術が混合し「霊術」という分野が生まれました。患者に手をかざして、手のひらから発されるエネルギーにより病気を治癒するという方法です。

レイキの創始者、臼井甕男

レイキを生み出したのは、臼井甕男という宗教研究者です。臼井氏は元々神学校の校長を務めたり仏陀の教えを研究していましたが、1922年に煩悩を捨てるために山に籠って修行していたところ、雷のような衝撃を受けて失神し、その後レイキの力を得たとされます。自身に宿った治癒力を「霊気」と名付け、すぐに「臼井霊気療法学会」を立ち上げた同氏は、翌年の関東大震災でもその力を使い多くの負傷者を救ったと言われています。

霊術師として4年の活動ののち、同氏は亡くなりますが、その教えは海外の霊術師に受け継がれました。日本国内では、同氏から術を伝授された師範が20人ほどいたとされていますが、戦後のアメリカの統治時代にレイキが禁止されたため広まりませんでした。しかし、その師範の1人である海軍大佐、林忠次郎から日系アメリカ人のハワヨ・タカタに教えが受け継がれ、レイキは海外で発展を遂げることとなりました。これがいわゆる「西洋レイキ」が広まるきっかけとなったのです。